ひとひらの愛

独断と偏見とポエム

idol

蝶ネクタイとリボンタイ

わーひさしぶり! 元気だった? えーめちゃくちゃうれしい! っていうか、前に会ったのいつだっけ……? WORLDISTA? やば、19年の春? ほぼ3年前じゃん! いろいろあった……うん、いろいろあったね。元気だった? 仕事……は、大変だったよね。そうだよね……。ま…

中村安未果は最高の女 ―もしくは、加藤シゲアキと冷蔵庫の女

「この作家の書く女には、母親と恋人の二種類しかいない」という批判の仕方があるのを知ったとき、その対象が誰だったのかはもう忘れた。大学の映画論の講義だったか、文学論の講義だったか。存命の日本の男性作家だったとは思う。 あれから15年近く経ったけ…

燃え尽きるまで

地元駅の新幹線ホームに降りるとき、いつも自然に少し背筋が伸びる。歩いているだけでいつ誰に会うかわからない緊張感もあって、あの頃の自分に「こんなに大人になったのよ」とつっぱる気持ちもあって。18歳で飽きて出てきた街。地元愛は薄い方だ。用事がな…

雷鳴と星閃

コンサートについての感想を書くのは難しい。同じツアーでも、各公演によって微妙に演出やメンバーのコンディションは違って、そこに同じ時間はひとつとてないし、同じ公演でも、座席によってやはり目に映る世界は180°どころでなく違って、もっと言えば同じ…

HiGH&LOWにNEWSが出演するのは必然

『HiGH&LOW THE MOVIE 2 END OF SKY』を観た。昨夏、自分がどういった経緯でHiGH&LOWにはまったかはあまりはっきり覚えていない。会社がとにかく忙しかったり、急激に好きな人ができたり、仕事もプライベートもグチャグチャで、口を開けば「まっすーは神」と…

自治厨の胸の裡

その昔、「対象と結婚したいのがファン、対象の結婚相手を選びたいのがオタク」という名言を吐いた人がいて、深く首肯するとともに、以来誰かに対して「かっこいいすき……」と思うたび、その人と結婚したいか/その人の結婚相手を選びたいか、という二軸で自…

宗教としての増田貴久

黒髪で、シルエットの細い服を着ていて、本の話ができて、虫とか秒で殺してくれる感じの男の人(ただしイケメンに限る)が大好きだ。NEWSを好きになったきっかけは加藤シゲアキさん(のご尊顔と小説)だったし、何ならいますぐ結婚してほしい。わかりやすく…